- 『江戸時代の張り子犬、復刻プロジェクト』
- 新作犬張子、試作中です!
- 郷土玩具の新年会&中国製の唐子(からこ)人形
- 秋田県の八橋(やばせ)人形
- 『New Year Selection 2013』に、参加させていただいております。
- 山口県下関市の河豚笛(ふぐぶえ)
- 岡山県倉敷市の倉敷張り子、首振り牛です。
- 沖縄張り子の牛について
- 石川県金沢市の、首振り牛
- 岩手県、花巻市の金ベコ
- 今日から5日連続で、首振り牛祭り!!福島県、会津若松市のあかべこ
- 京都の嵯峨面(さがめん)
- 愛知県、名古屋市の郷土玩具、戸部の蛙
- 土人形の元祖、京都の伏見人形
- 福島県の海辺、久の浜でかつて制作されていた、久の浜の張り子
- 可愛い!千葉県、柏張り子のカエル
- 柳森神社(神田須田町)の親子だぬき 今戸人形
- 熊本県の郷土玩具、木の葉猿
2013年01月 の記事一覧
『江戸時代の張り子犬、復刻プロジェクト』
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
前回、新作の試作品をご紹介させて頂きましたが、今回も、別の新作のご紹介をさせていただきます!!
そのイメージとなった絵がこちら。

古い書物の中の一枚です。
ここに描かれている犬張子のように、犬らしいかたちをしたものは、現代にはありません。江戸時代中期から明治にかけて、次第に丸みを帯びてしまったためです。

明治時代の張り子 神田明神宮参り より
そこでこのたび、
江戸時代の張り子を復刻して見ることに致しました!!
その名も『江戸時代の張り子犬、復刻プロジェクト』です!!!
というわけで、ただ今試作中です。

こちらは試作の型に、手漉きによる伝統の紙を張り、乾かし、型からはがして、また張り合わせたものです。
補強のため、反古紙という、白い丈夫な和紙を貼っております

前からみた状態です。

横からみた状態です。
胡粉を塗って、着彩をすれば完成です!!!
商品化まで、あともう少しですね!!!
私のホームページです。のぞいてみてください(ノ´∀`*)
江戸張り子で有名な、犬張子を製作、販売しております。
はりこのはやしや ホームページ
当店のネットショップです。
はりこのはやしや ネットショップ
こちらは私が「紙世ハル(かみよはる)」のペンネームで活動している、張り子の現代アートを扱ったホームページです。
フォークトイアレンジメント
ツイッターしています。
前回、新作の試作品をご紹介させて頂きましたが、今回も、別の新作のご紹介をさせていただきます!!
そのイメージとなった絵がこちら。

古い書物の中の一枚です。
ここに描かれている犬張子のように、犬らしいかたちをしたものは、現代にはありません。江戸時代中期から明治にかけて、次第に丸みを帯びてしまったためです。

明治時代の張り子 神田明神宮参り より
そこでこのたび、
江戸時代の張り子を復刻して見ることに致しました!!
その名も『江戸時代の張り子犬、復刻プロジェクト』です!!!
というわけで、ただ今試作中です。

こちらは試作の型に、手漉きによる伝統の紙を張り、乾かし、型からはがして、また張り合わせたものです。
補強のため、反古紙という、白い丈夫な和紙を貼っております

前からみた状態です。

横からみた状態です。
胡粉を塗って、着彩をすれば完成です!!!
商品化まで、あともう少しですね!!!
私のホームページです。のぞいてみてください(ノ´∀`*)
江戸張り子で有名な、犬張子を製作、販売しております。
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当店のネットショップです。
はりこのはやしや ネットショップ
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フォークトイアレンジメント
ツイッターしています。
新作犬張子、試作中です!
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
はりこにはやしやでは、室町時代より伝わる、伝統の手法に基づき、張り子という人形を製作販売しております。
現在、可愛くで、面白い、新作張り子を複数、鋭意製作中です!!
今回はその中の一つ、小さな犬張子(名前はまだ未定)のご紹介です。

出来上がりのイメージは、このような感じになります。
はりこのはやしやでは、今まで首振り張り子を販売していたのですが、このたび、より親しみやすい、首を振らない小さな張り子を制作しようと思いつきました。
犬張子とは
犬張子は、その作りの洗練さゆえに東京から生産される玩具の中で
傑作に属するものの一つです。
●習俗と歴史
犬張子の起源は、平安時代のこま犬にあると言われています。
身の汚れ、災を取り除くお祓いの道具として用いられてきました。
そして室町時代には、災いを取り除く御伽犬(おとぎいぬ)を産室に飾る風習が生まれます。
顔は子供、頭は犬に似せて作られ、上下2つに分かれる箱型の置物です。
江戸に入ってからもこの風習は続きます。

御伽犬(おとぎいぬ) 明治~大正
江戸時代に入ってからは、嫁入り道具の一つになり、
雛飾りにも使われました。
江戸中期になると、箱型の犬張子に対し、立ち姿を模したものが誕生します。江戸東京の犬張子です。
初期の犬張子は口を開いていて、現在のような丸みを帯びた顔ではなく、
犬らしい、細長い顔をしていました。立ち姿の犬張子は、粗末ながら洗練された単純さがあり、その姿は
江戸庶民の心を捉えました。

福島県会津若松の犬張り子 江戸の張り子ではありませんが、このような張り子であったと思われます。
江戸中期の頃、紙の生産量も増大し、それに伴い、犬張子のように紙を使用する
玩具の制作が沢山行われるようになります。
文化11(1814)年に刊行された「南総里見八犬伝」の表紙絵にも描かれています。
江戸末期に近づくと、次第に縁起的傾向が出てきます。
かたちにも変化が現れ、丸みを帯びて、現在のかたちに近づきます。
そして江戸末期から明治にかけて、子供の成長に関わる儀礼と犬張子とが、
密接に関わるようになります。

犬張子に、子供の健やかな成長を願うようになり、
初宮参りの際には、親戚や知人から、犬張子が贈られる習慣ができました。

こちらは新作犬張子の試作品です。職人の手漉きにより制作された、張り子専用紙を型に張ります。乾いたら、型からはがします。補強のために、反古紙(ほごし)という、白い丈夫な紙を張っています。横から見た画像です。

反対から見た画像です。

こちらは試作品に、胡粉、膠(にかわ)、水を溶いたものを塗った状態です。
着彩をしたら、完成です。
商品化までもう少しです!!完成したら、またご報告させていただきます(^^)
私のホームページです。のぞいてみてください(ノ´∀`*)
江戸張り子で有名な、犬張子を製作、販売しております。
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現在、可愛くで、面白い、新作張り子を複数、鋭意製作中です!!
今回はその中の一つ、小さな犬張子(名前はまだ未定)のご紹介です。

出来上がりのイメージは、このような感じになります。
はりこのはやしやでは、今まで首振り張り子を販売していたのですが、このたび、より親しみやすい、首を振らない小さな張り子を制作しようと思いつきました。
犬張子とは
犬張子は、その作りの洗練さゆえに東京から生産される玩具の中で
傑作に属するものの一つです。
●習俗と歴史
犬張子の起源は、平安時代のこま犬にあると言われています。
身の汚れ、災を取り除くお祓いの道具として用いられてきました。
そして室町時代には、災いを取り除く御伽犬(おとぎいぬ)を産室に飾る風習が生まれます。
顔は子供、頭は犬に似せて作られ、上下2つに分かれる箱型の置物です。
江戸に入ってからもこの風習は続きます。

御伽犬(おとぎいぬ) 明治~大正
江戸時代に入ってからは、嫁入り道具の一つになり、
雛飾りにも使われました。
江戸中期になると、箱型の犬張子に対し、立ち姿を模したものが誕生します。江戸東京の犬張子です。
初期の犬張子は口を開いていて、現在のような丸みを帯びた顔ではなく、
犬らしい、細長い顔をしていました。立ち姿の犬張子は、粗末ながら洗練された単純さがあり、その姿は
江戸庶民の心を捉えました。

福島県会津若松の犬張り子 江戸の張り子ではありませんが、このような張り子であったと思われます。
江戸中期の頃、紙の生産量も増大し、それに伴い、犬張子のように紙を使用する
玩具の制作が沢山行われるようになります。
文化11(1814)年に刊行された「南総里見八犬伝」の表紙絵にも描かれています。
江戸末期に近づくと、次第に縁起的傾向が出てきます。
かたちにも変化が現れ、丸みを帯びて、現在のかたちに近づきます。
そして江戸末期から明治にかけて、子供の成長に関わる儀礼と犬張子とが、
密接に関わるようになります。

犬張子に、子供の健やかな成長を願うようになり、
初宮参りの際には、親戚や知人から、犬張子が贈られる習慣ができました。

こちらは新作犬張子の試作品です。職人の手漉きにより制作された、張り子専用紙を型に張ります。乾いたら、型からはがします。補強のために、反古紙(ほごし)という、白い丈夫な紙を張っています。横から見た画像です。

反対から見た画像です。

こちらは試作品に、胡粉、膠(にかわ)、水を溶いたものを塗った状態です。
着彩をしたら、完成です。
商品化までもう少しです!!完成したら、またご報告させていただきます(^^)
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郷土玩具の新年会&中国製の唐子(からこ)人形
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
1月27日、郷土玩具の会の新年会がありました(^^)

いただいた冊子の表紙です。
カメラを忘れてしまったため、残念ながらその様子を紹介できないのですが、とても和やかで楽しい例会となりました。
1月も、もうあと少しで終わりますが、今年初めての例会なので、その日は何度も“あけましておめでとうございます”“今年もよろしくお願い致します。”と言いました。おそらく、今年最後の新年の挨拶になると思います。
また、新年会であったため、皆様でお弁当を食べたり、お菓子を食べたり、ゲームをしたりと、楽しくてワクワクする催しがいくつか行われました。
そのゲームで、私が獲得した玩具がこちら!!!

唐子(からこ)と言います。中国の玩具ですね。色彩が独特で、華やかさがあります。子どもの何気ない表情が可愛らしいです。

頬がぽってりしていて、可愛いですね。

他にもいくつか当たった玩具がありますので、また報告させていただきます。
珍しい玩具をゲット出来ましたし、素敵な新年をスタートさせることが出来ました。
郷土玩具の会の皆様、楽しい新年会を、どうもありがとうございます。
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いただいた冊子の表紙です。
カメラを忘れてしまったため、残念ながらその様子を紹介できないのですが、とても和やかで楽しい例会となりました。
1月も、もうあと少しで終わりますが、今年初めての例会なので、その日は何度も“あけましておめでとうございます”“今年もよろしくお願い致します。”と言いました。おそらく、今年最後の新年の挨拶になると思います。
また、新年会であったため、皆様でお弁当を食べたり、お菓子を食べたり、ゲームをしたりと、楽しくてワクワクする催しがいくつか行われました。
そのゲームで、私が獲得した玩具がこちら!!!

唐子(からこ)と言います。中国の玩具ですね。色彩が独特で、華やかさがあります。子どもの何気ない表情が可愛らしいです。

頬がぽってりしていて、可愛いですね。

他にもいくつか当たった玩具がありますので、また報告させていただきます。
珍しい玩具をゲット出来ましたし、素敵な新年をスタートさせることが出来ました。
郷土玩具の会の皆様、楽しい新年会を、どうもありがとうございます。
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秋田県の八橋(やばせ)人形
こんにちは、張り子作家、林史恵です。今日は、秋田県の八橋(やばせ)人形について、ご紹介させていただきます。

八橋人形、鳩笛(はとぶえ)
八橋(やばせ)人形は、秋田県横手市の中山人形と並ぶ、県を代表する土人形です。有名な製作者は、高松茂子氏と、道川トモ氏です。残念ながら、高松茂子氏は平成元年に亡くなられました。道川トモ氏は、指導者として、後継者養成事業を試みられているそうです。
八橋人形の目玉商品は、木製の台にどっかりと座る、立派なひげの天神様です。その他にも、雛人形の段飾り、花魁、えびす大黒など、残されている型は、100種類以上にのぼると言われています。
八橋(やばせ)人形の歴史
江戸後期、天明元年(1781)京都の伏見人形の人形師、久保田という方が、秋田県八橋の地に移り住み、その近くの、川尻鍋子山で、土人形や、日用に使用する雑器を焼いたのが始まりです。
その後、一時は途絶えてしまいますが、文政年間(1818~30)、箱岡毘沙門天(現在の八橋運動公園のあたりだそうです)の就職が、京都の人形師の制作した土人形から型を起こし、土人形をつくり、毘沙門天の祭礼に売り始めて復興させたのだそうです。
当時、箱岡毘沙門天のあたりは、他にも神社がいくつかあり、参詣者目当ての芝居小屋や茶屋もあり、歓楽街であったといわれています。
天保、弘化年間(1830~48)頃は、北前船が、秋田港に立ち寄り、その際、京都の伏見人形も出回ったそうです。
それらの伏見人形を模して、八橋人形の種類は、より増えていったといいます。
八橋では、男の子には、八橋人形の天神様、女の子には雛人形を飾る習慣が広まり、八橋人形を業とする人が、数十件にも登ったと言われています。
●参考資料
全国郷土玩具ガイド① 畑野栄三著
私のホームページです。のぞいてみてください(ノ´∀`*)
江戸張り子で有名な、犬張子を製作、販売しております。
はりこのはやしや ホームページ
当店のネットショップです。
はりこのはやしや ネットショップ
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フォークトイアレンジメント

八橋人形、鳩笛(はとぶえ)
八橋(やばせ)人形は、秋田県横手市の中山人形と並ぶ、県を代表する土人形です。有名な製作者は、高松茂子氏と、道川トモ氏です。残念ながら、高松茂子氏は平成元年に亡くなられました。道川トモ氏は、指導者として、後継者養成事業を試みられているそうです。
八橋人形の目玉商品は、木製の台にどっかりと座る、立派なひげの天神様です。その他にも、雛人形の段飾り、花魁、えびす大黒など、残されている型は、100種類以上にのぼると言われています。
八橋(やばせ)人形の歴史
江戸後期、天明元年(1781)京都の伏見人形の人形師、久保田という方が、秋田県八橋の地に移り住み、その近くの、川尻鍋子山で、土人形や、日用に使用する雑器を焼いたのが始まりです。
その後、一時は途絶えてしまいますが、文政年間(1818~30)、箱岡毘沙門天(現在の八橋運動公園のあたりだそうです)の就職が、京都の人形師の制作した土人形から型を起こし、土人形をつくり、毘沙門天の祭礼に売り始めて復興させたのだそうです。
当時、箱岡毘沙門天のあたりは、他にも神社がいくつかあり、参詣者目当ての芝居小屋や茶屋もあり、歓楽街であったといわれています。
天保、弘化年間(1830~48)頃は、北前船が、秋田港に立ち寄り、その際、京都の伏見人形も出回ったそうです。
それらの伏見人形を模して、八橋人形の種類は、より増えていったといいます。
八橋では、男の子には、八橋人形の天神様、女の子には雛人形を飾る習慣が広まり、八橋人形を業とする人が、数十件にも登ったと言われています。
●参考資料
全国郷土玩具ガイド① 畑野栄三著
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フォークトイアレンジメント
『New Year Selection 2013』に、参加させていただいております。
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
突然ですが、わたくし、『かみよ はる』という名前で、アート活動をしております。
はりこのはやしやで培ってきた、張り子の技法を使ったり、キャンバスに絵を書いたりするなど、やり方にとらわれず、様々な方法で作品制作をしているのですが、このたび、銀座のギャラリー、ART POINTで行われている、グループ展『New Year Selection 2013』に、作家名、『かみよ はる』として、参加させていただくことになりました。
はりこのはやしやのブログではあるのですが、この場を借りて、告知させていただきます。

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約60名の作家達によるグループ展で、来場者の方々の投票制で大賞が決まるなど、お越しくださる方々も一緒になって楽しめる内容になっております。
入場は無料です。私も心をこめて、作品を制作いたしました。お時間がございましたら、ぜひ、お越しくださいませ。よろしくお願い致します。
地図、行き方などを、画像として添付いたします。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
New Year Selection 2013
~来場者の投票による大賞展~
2013年1月22日㈫~2月1日㈮
(1月27日㈰は休廊)
12:30~19:30(1月26日㈯及び最終日は18:00まで)
GALLERY ART POINT(ギャラリー アートポイント)
〒104-0061
東京都中央区銀座8-11-13
エリザベスビルB1
ウェブページ http://www.art-point.jp/
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こちらは私が「紙世ハル(かみよはる)」のペンネームで活動している、張り子の現代アートを扱ったホームページです。
フォークトイアレンジメント
突然ですが、わたくし、『かみよ はる』という名前で、アート活動をしております。
はりこのはやしやで培ってきた、張り子の技法を使ったり、キャンバスに絵を書いたりするなど、やり方にとらわれず、様々な方法で作品制作をしているのですが、このたび、銀座のギャラリー、ART POINTで行われている、グループ展『New Year Selection 2013』に、作家名、『かみよ はる』として、参加させていただくことになりました。
はりこのはやしやのブログではあるのですが、この場を借りて、告知させていただきます。

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約60名の作家達によるグループ展で、来場者の方々の投票制で大賞が決まるなど、お越しくださる方々も一緒になって楽しめる内容になっております。
入場は無料です。私も心をこめて、作品を制作いたしました。お時間がございましたら、ぜひ、お越しくださいませ。よろしくお願い致します。
地図、行き方などを、画像として添付いたします。
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New Year Selection 2013
~来場者の投票による大賞展~
2013年1月22日㈫~2月1日㈮
(1月27日㈰は休廊)
12:30~19:30(1月26日㈯及び最終日は18:00まで)
GALLERY ART POINT(ギャラリー アートポイント)
〒104-0061
東京都中央区銀座8-11-13
エリザベスビルB1
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フォークトイアレンジメント
山口県下関市の河豚笛(ふぐぶえ)
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
今回も郷土玩具の会の例会で、とても変わった玩具を見つけたので、調べてみることにしました。
それがこちら

山口県下関市の河豚笛(ふぐぶえ)です。
河豚笛(ふぐぶえ)とは、山口県下関市で生産される郷土玩具の一種です。粘土製の笛で、魚のフグを模って作られる焼き物です。黒と白を基調に彩色され、尻尾の部分を吹いて音を出します。吹くと、ホウホウと、フクロウの鳴き声のような音が出ます。サイズは10センチ前後です。
地域の郷土玩具同好会から生まれたふぐ笛
ふく笛は、昭和10年に佐藤治氏、河村幸次郎氏、長谷川節雄氏が、「下関郷土玩具同好会」を結成し、その年の7月に、民芸誌「河豚笛」を創刊しました。その冊子の中でで、同好会の方々は、創作玩具を発表していきます。そして、様々な玩具のアイデアと共に、ふく笛のアイデアも生まれまたのです。これが、「ふぐ笛」誕生の瞬間です。
下関市にはふぐ土鈴、ふぐ提灯、ふぐ凧、など、ふぐにちなんだ郷土玩具が多々あります。
参考資料
ウィキペディア
下関いちのせ水産ウェブページ
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山口県下関市の河豚笛(ふぐぶえ)です。
河豚笛(ふぐぶえ)とは、山口県下関市で生産される郷土玩具の一種です。粘土製の笛で、魚のフグを模って作られる焼き物です。黒と白を基調に彩色され、尻尾の部分を吹いて音を出します。吹くと、ホウホウと、フクロウの鳴き声のような音が出ます。サイズは10センチ前後です。
地域の郷土玩具同好会から生まれたふぐ笛
ふく笛は、昭和10年に佐藤治氏、河村幸次郎氏、長谷川節雄氏が、「下関郷土玩具同好会」を結成し、その年の7月に、民芸誌「河豚笛」を創刊しました。その冊子の中でで、同好会の方々は、創作玩具を発表していきます。そして、様々な玩具のアイデアと共に、ふく笛のアイデアも生まれまたのです。これが、「ふぐ笛」誕生の瞬間です。
下関市にはふぐ土鈴、ふぐ提灯、ふぐ凧、など、ふぐにちなんだ郷土玩具が多々あります。
参考資料
ウィキペディア
下関いちのせ水産ウェブページ
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岡山県倉敷市の倉敷張り子、首振り牛です。
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
今日は、岡山県倉敷市の倉敷張り子について、ご紹介いたします。

こちらは、倉敷張り子の干支物の一つ、首振り牛です。
岡山県倉敷市内の笹沖で、倉敷張り子4代目の、生水(おみず)幹一氏、長男の洋次氏、次男の哲男氏が制作されています。
生水氏の張り子は、とても様々な種類がありますが、その中でも有名なのが、『飾り虎』と呼ばれる首振りの虎です。
小型は7センチ、大型は1メートルを超えるものまで10種あり、この地方では端午の節句に欠かせないものだそうです。
牛を始めとした、十二支を張り子にしたのは、4代目幹一氏の創作です。
昭和36年には、この十二支の内、辰が、年賀切手に採用されています。

●参考資料
全国郷土玩具ガイド③ 畑野栄三著
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こちらは、倉敷張り子の干支物の一つ、首振り牛です。
岡山県倉敷市内の笹沖で、倉敷張り子4代目の、生水(おみず)幹一氏、長男の洋次氏、次男の哲男氏が制作されています。
生水氏の張り子は、とても様々な種類がありますが、その中でも有名なのが、『飾り虎』と呼ばれる首振りの虎です。
小型は7センチ、大型は1メートルを超えるものまで10種あり、この地方では端午の節句に欠かせないものだそうです。
牛を始めとした、十二支を張り子にしたのは、4代目幹一氏の創作です。
昭和36年には、この十二支の内、辰が、年賀切手に採用されています。

●参考資料
全国郷土玩具ガイド③ 畑野栄三著
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沖縄張り子の牛について
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
5日間続いた首振り牛祭りも最終日です。
今日は、日本最南端の郷土玩具、沖縄張り子の牛について、ご紹介させていただきます。

こちらは、『牛アーシ』沖縄の農村で盛んだった、闘牛を表した張り子です。

平成9年の年賀切手にも使用されています。
沖縄の玩具市、イームリン
かつては沖縄には、ユッカヌヒー(4日の日)という、5月4日を前後して、盛大なイームリン(玩具市)が立ちました。那覇市内の孔子廟(びょう)のあたりから大門町をすぎて、元の市役所の近くまで、道路や脇の道まで、戸棚に玩具を並べた露天が並びました。子どもたちにとっては、夢にまで見た楽しい玩具市であったことでしょう。
イームリンにより、様々な人の手に、張り子は渡って行きました。
ウッチリクブサーという沖縄の起き上がりこぼし、チンチン馬グヮーという馬の玩具が、その市の中の目玉商品であったと言われています。
沖縄の諸玩具を復刻させた、古倉保文氏
古倉氏(1905~2000)の製作した玩具は、20種ほどあります。丁寧な作りで、その人柄が伺える作品ばかりです。
ご自信も大変な郷土玩具収集家でしたが、戦災ですべてを焼失してしまいます。戦後、再び収集を始められたといいます。
昭和27年頃までは、久米の大通りで時計屋を開いていました。その志事のかたわら、沖縄の廃絶玩具の復刻に乗り出し、ついに時計屋から郷土玩具製作に転職します。
平成3年には、那覇市指定無形文化財の第一号の指定を受けています。
●参考資料
全国郷土玩具ガイド④ 畑野栄三著
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5日間続いた首振り牛祭りも最終日です。
今日は、日本最南端の郷土玩具、沖縄張り子の牛について、ご紹介させていただきます。

こちらは、『牛アーシ』沖縄の農村で盛んだった、闘牛を表した張り子です。

平成9年の年賀切手にも使用されています。
沖縄の玩具市、イームリン
かつては沖縄には、ユッカヌヒー(4日の日)という、5月4日を前後して、盛大なイームリン(玩具市)が立ちました。那覇市内の孔子廟(びょう)のあたりから大門町をすぎて、元の市役所の近くまで、道路や脇の道まで、戸棚に玩具を並べた露天が並びました。子どもたちにとっては、夢にまで見た楽しい玩具市であったことでしょう。
イームリンにより、様々な人の手に、張り子は渡って行きました。
ウッチリクブサーという沖縄の起き上がりこぼし、チンチン馬グヮーという馬の玩具が、その市の中の目玉商品であったと言われています。
沖縄の諸玩具を復刻させた、古倉保文氏
古倉氏(1905~2000)の製作した玩具は、20種ほどあります。丁寧な作りで、その人柄が伺える作品ばかりです。
ご自信も大変な郷土玩具収集家でしたが、戦災ですべてを焼失してしまいます。戦後、再び収集を始められたといいます。
昭和27年頃までは、久米の大通りで時計屋を開いていました。その志事のかたわら、沖縄の廃絶玩具の復刻に乗り出し、ついに時計屋から郷土玩具製作に転職します。
平成3年には、那覇市指定無形文化財の第一号の指定を受けています。
●参考資料
全国郷土玩具ガイド④ 畑野栄三著
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石川県金沢市の、首振り牛
こんにちは、張り子作家、林史恵です。5日間続く、首振り牛祭りも、三日目に差し掛かって参りました。
今回は、石川県金沢市の、牛についてご紹介いたします。それがこちら

丸みが会って、ユーモラスで、可愛らしいですね。
加賀百万石で栄えた石川県金沢市には、多くの郷土玩具が今もなお伝わっています。
写真の牛をはじめ、加賀の獅子頭、八幡(やわた)起き上がり、米食いねずみ、餅つきうさぎ等、様々で、それらを一手に製造販売しているのが、尾張町の中島めんやです。
●神奈川の諸玩具の発祥●
神奈川の諸玩具の発祥は、天保年間(1830~1844)、加賀三代目、前田斉泰(なりやす)公の頃です。
藩内の下級武士の手内職として作られ、正月の市や、祭礼などで売られました。
●参考資料
全国郷土玩具ガイド① 畑野栄三著
中島めんやホームページ
マガジンワールド、ブルータス
私のホームページです。のぞいてみてください(ノ´∀`*)
江戸張り子で有名な、犬張子を製作、販売しております。
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丸みが会って、ユーモラスで、可愛らしいですね。
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写真の牛をはじめ、加賀の獅子頭、八幡(やわた)起き上がり、米食いねずみ、餅つきうさぎ等、様々で、それらを一手に製造販売しているのが、尾張町の中島めんやです。
●神奈川の諸玩具の発祥●
神奈川の諸玩具の発祥は、天保年間(1830~1844)、加賀三代目、前田斉泰(なりやす)公の頃です。
藩内の下級武士の手内職として作られ、正月の市や、祭礼などで売られました。
●参考資料
全国郷土玩具ガイド① 畑野栄三著
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岩手県、花巻市の金ベコ
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
今日は、岩手県、花巻市の金ベコについて、ご紹介いたします。

写真は古くなったものなのですが、本当は金色が非常に鮮やかな玩具です。黄金牛とも言われています。
昭和36年の年賀切手の図案に、会津若松の張り子と一緒に、花巻の金ベコが取り上げられました。

南部藩時代は、この地方で砂金が取れたので、牛の背に積んで運ぶ姿を模し、そして牛自体も砂金の色をイメージし、金に塗ったのでしょう。
参考文献
全国郷土玩具ガイド① 畑野栄三著
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写真は古くなったものなのですが、本当は金色が非常に鮮やかな玩具です。黄金牛とも言われています。
昭和36年の年賀切手の図案に、会津若松の張り子と一緒に、花巻の金ベコが取り上げられました。

南部藩時代は、この地方で砂金が取れたので、牛の背に積んで運ぶ姿を模し、そして牛自体も砂金の色をイメージし、金に塗ったのでしょう。
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今日から5日連続で、首振り牛祭り!!福島県、会津若松市のあかべこ
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
突然ですが、今日から五日間、首振り牛祭りを開催いたします!全国各地の首振り牛を、5日間にわたって、ご紹介させていただきます。
ちなみに以前は、15日間連続で、犬張子祭りも開催いたしました。
さて、首振り牛祭り、第一弾は、こちらです。

福島県、会津若松市のあかべこ
JR東北本線、郡山駅を挟んで、磐越線が東西に走っています。その西側、猪苗代湖を越えたところにある会津若松市には、沢山の郷土玩具が存在します。
その中でも代表的なのが、赤べこですね。
赤べことは、この地方の方言で、牛のことです。千両箱、打ち出の小槌などを背負ったものなど、様々な赤べこがあります。
現在は閉店されているそうですが、“五十嵐民芸店”というお店の赤べこが、伝統的な主砲に従って制作されていることで有名でした。栗城栄(くりきさかえ)氏という方が、制作されていたそうです。
“五十嵐民芸店”の張り子は、”赤もの”とよばれて、赤を基調に彩色されています。
“赤もの”は、疱瘡除けになると言われていたとともに、子育ての縁起物としても用いられました。
東北の玩具の中でも最も古いと言われている、会津若松の張り子
会津若松の張り子は、豊臣秀吉に仕えた、蒲生氏郷(がもううじさと)が、“鶴が城”の城主として、松坂(三重県)からやってきた際、下級武士たちの生活の糧になるようにと、京都から職人を招き、その技術を習得させたことが、始まりだと伝えられています。
参考文献
全国郷土玩具ガイド① 畑野栄三著
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ちなみに以前は、15日間連続で、犬張子祭りも開催いたしました。
さて、首振り牛祭り、第一弾は、こちらです。

福島県、会津若松市のあかべこ
JR東北本線、郡山駅を挟んで、磐越線が東西に走っています。その西側、猪苗代湖を越えたところにある会津若松市には、沢山の郷土玩具が存在します。
その中でも代表的なのが、赤べこですね。
赤べことは、この地方の方言で、牛のことです。千両箱、打ち出の小槌などを背負ったものなど、様々な赤べこがあります。
現在は閉店されているそうですが、“五十嵐民芸店”というお店の赤べこが、伝統的な主砲に従って制作されていることで有名でした。栗城栄(くりきさかえ)氏という方が、制作されていたそうです。
“五十嵐民芸店”の張り子は、”赤もの”とよばれて、赤を基調に彩色されています。
“赤もの”は、疱瘡除けになると言われていたとともに、子育ての縁起物としても用いられました。
東北の玩具の中でも最も古いと言われている、会津若松の張り子
会津若松の張り子は、豊臣秀吉に仕えた、蒲生氏郷(がもううじさと)が、“鶴が城”の城主として、松坂(三重県)からやってきた際、下級武士たちの生活の糧になるようにと、京都から職人を招き、その技術を習得させたことが、始まりだと伝えられています。
参考文献
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京都の嵯峨面(さがめん)
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
今日は、藤原孚石氏が制作されている、京都の嵯峨面(さがめん)について、ご紹介させていただきます。

郷土玩具の枠を超えています!!味のある、独特な作風ですね。顔の表情が面白いです。

裏側です。漢書、歴史書を用い、表情をもたせているのですね。

丁寧な説明書がついておりました。嵯峨面の由来が書いてあります。
以下、内容文です。
△嵯峨面△
三国伝来国宝お釈迦様で知られている、嵯峨釈迦堂清涼寺に、今に伝わる有名な大念仏狂言がある。
弘安二年(後宇多天皇1279年)に、十万上人(勅号円覚上人)が、聖徳太子の霊告にもとづき、大念仏を発願し、法力
がいかに偉大であるかということを滑稽味を加えて行われたのが起源で、毎年3月に、大念仏狂言がとり行われてい
る。
嵯峨面とは、この狂言に用いるものを、原始的な手法をもって別作したもので、和紙を貼り重ねて作り、面種はだ
いたい20種に及び、古来より、この面が、厄除け、魔除けと信じられ、そのほか、福徳、長寿、火の用心、災難
除けに何よりのご利益があると言い伝えられて、古くから嵯峨嵐山の唯一の民芸品になった次第である。
参考ホームページ
竹製品専門店いしかわ竹の店
嵯峨面のページ
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郷土玩具の枠を超えています!!味のある、独特な作風ですね。顔の表情が面白いです。

裏側です。漢書、歴史書を用い、表情をもたせているのですね。

丁寧な説明書がついておりました。嵯峨面の由来が書いてあります。
以下、内容文です。
△嵯峨面△
三国伝来国宝お釈迦様で知られている、嵯峨釈迦堂清涼寺に、今に伝わる有名な大念仏狂言がある。
弘安二年(後宇多天皇1279年)に、十万上人(勅号円覚上人)が、聖徳太子の霊告にもとづき、大念仏を発願し、法力
がいかに偉大であるかということを滑稽味を加えて行われたのが起源で、毎年3月に、大念仏狂言がとり行われてい
る。
嵯峨面とは、この狂言に用いるものを、原始的な手法をもって別作したもので、和紙を貼り重ねて作り、面種はだ
いたい20種に及び、古来より、この面が、厄除け、魔除けと信じられ、そのほか、福徳、長寿、火の用心、災難
除けに何よりのご利益があると言い伝えられて、古くから嵯峨嵐山の唯一の民芸品になった次第である。
参考ホームページ
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愛知県、名古屋市の郷土玩具、戸部の蛙
こんにちは、張り子作家、林史恵です。今日は、愛知県、名古屋市、呼続(よびつぎ)町の、郷土玩具についてご紹介させていただきます。
それがこちら

戸部の蛙という名前で有名な、素朴で可愛らしい、蛙の郷土玩具です。
青山かい氏の住んでいる、呼続町のあたりは、昔は愛知県戸部村であったため、旧地名のままで親しまれています。
青山かい氏、その娘の、後継者でもある、角谷静枝氏が制作しておられるそうです。
400年以上前、戸部の郷に新佐衛門という武士がいたそうです。
日頃から、近在の村人に非道なふるまいが多い人物だったといいます。行列の前を横切ったと言っては無礼討ちにするなどの行為が目に余り、手をこまねいた村人達が一計を案じて、新佐衛門の行列の前に蛙を投げました。新佐衛門は、飛び跳ねる蛙にきりきり舞い。その様子を見た村人が、
「山崎超えたら飛べ(戸部)飛べかえる」
と囃し立て暴慢な武士階級への鬱憤を晴らしたといわれています。
この話を元に 瓦職人が手ひねりで戸部の蛙を作ったのが、戸部の蛙の始まりです。
この蛙は、全長が2~4センチくらいあります。
この他にも種類は豊富にあり、雨蛙、殿様蛙、がま蛙などがあります。
また、ポーズも様々あります。四ツに組んで相撲を取る蛙、親ガエルの背にのる子ガエルなど、蛙24種が1セットになって売っているものもあるのだそうです。
昔はすべてが手びねりで、釉薬がかかっていませんでしたが、今では胴体が型抜きで、目や手足が手びねりという制作方法になっているそうです。また、光沢のある釉薬が、全体にかけられています。
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青山かい氏の住んでいる、呼続町のあたりは、昔は愛知県戸部村であったため、旧地名のままで親しまれています。
青山かい氏、その娘の、後継者でもある、角谷静枝氏が制作しておられるそうです。
400年以上前、戸部の郷に新佐衛門という武士がいたそうです。
日頃から、近在の村人に非道なふるまいが多い人物だったといいます。行列の前を横切ったと言っては無礼討ちにするなどの行為が目に余り、手をこまねいた村人達が一計を案じて、新佐衛門の行列の前に蛙を投げました。新佐衛門は、飛び跳ねる蛙にきりきり舞い。その様子を見た村人が、
「山崎超えたら飛べ(戸部)飛べかえる」
と囃し立て暴慢な武士階級への鬱憤を晴らしたといわれています。
この話を元に 瓦職人が手ひねりで戸部の蛙を作ったのが、戸部の蛙の始まりです。
この蛙は、全長が2~4センチくらいあります。
この他にも種類は豊富にあり、雨蛙、殿様蛙、がま蛙などがあります。
また、ポーズも様々あります。四ツに組んで相撲を取る蛙、親ガエルの背にのる子ガエルなど、蛙24種が1セットになって売っているものもあるのだそうです。
昔はすべてが手びねりで、釉薬がかかっていませんでしたが、今では胴体が型抜きで、目や手足が手びねりという制作方法になっているそうです。また、光沢のある釉薬が、全体にかけられています。
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土人形の元祖、京都の伏見人形
こんにちは、張り子作家、林史恵です。今日は、土人形の元祖、京都の伏見人形について、ご紹介させていただきます。
全国に散在する、土人形の多くは、直接、間接に、何らかの方法で、伏見人形の影響を受けていると言われています。

伏見人形、馬香合

伏見人形を売っているお店
「丹嘉」
伏見人形の代表的な家系です。
奈良線伏見駅下車か、京阪電鉄伏見稲荷駅下車、いずれの駅からも、元町通を北へ6分のところにあります。
大西時男氏が、七代目として、制作されているそうです。保存されている土型は、2千余りといいます。
丹嘉ウェブページ

伏見人形の犬
代表的な伏見人形について、紹介させていただきます。画像がないため、画像とともに紹介できず申し訳ありません。見つけ次第、追記させていただこうと考えております。
「布袋(別名、火防の布袋)」
京都市内の荒神棚には、小から大へと並ぶ数体の布袋を見ることができるといいます。
初牛の日の稲荷詣の帰りに、毎年この布袋を小から大へと買い求め、10体、12体と揃えて、家運の向上を願ったといいます。
途中で凶事があれば、すべてを川へ流し、そしてまた、最初から買い始めるという風習だったそうです。
そのため、京都市内の荒神棚は、横に長く作られていたといいます。
布袋は、大きなものでは幼児の背丈ほどあったといいます。
「饅頭喰い」
芥子坊主の頭に、前髪を下げた、着物姿の童児の立ち姿。二つに割ったまんじゅうを、左右の手に持つ土人形です。
利発で有名な童児に、「父と母、どちらが大切か」と聞いた所、まんじゅうを2つに割って、「このどちらが美味しいか」と答えたという逸話からとったもので、子供の成長の呪いに、求められました。
「成田屋人形」
「矢の根」「暫(しばらく)」「助六」の舞台姿三種があります。
いずれも七代目市川団十郎の舞台姿から写し取られた人形です。
当時、かなりの人気役者であった団十郎は、豪奢な生活ぶりが政府に知られてしまい、天保12年(1841)に、江戸払いとなってしまいます。
上方へ行った団十郎は、ここでも大変な評判を取ります。
そして三年後、江戸に変えることになるのですが、その土産にと、「割松屋」という伏見人形の店に、自分の十八番の姿を土人形に作らせて、江戸に持ち帰ったのだそうです。

節句物 熊金
節句物土人形
桃の節句に飾った内裏雛、立雛や、端午の節句の武者人形、金太郎、桃太郎、天神、飾り馬などがあります。
江戸の頃から庶民生活は安定し、文化水準が高まるにつれ、節句の人形を飾る風習が増えていきます。それにより、伏見人形の需要は急激に拍車がかかっていくのです。
変わった伏見人形
●チョロケン(チョロ)
異様な格好をした集団です。その中でも有名なのが、トクスチョロ。ひょっとこのチョロケンです。徳助を模したもので、徳助チョロケンを略して、トクスチョロと呼びます。
その他にも、お福チョロ(お福のチョロケン)、馬チョロ(馬のチョロケン)、猿チョロ(猿のチョロケン)があります。
チョロケン集団は、歌に合わせておもしろおかしく踊り歩き、正月の雰囲気を盛り上げました。
チョロケンは、すでに無くなってしまった京の風俗です。語り継ぐ人もいないでしょう。
それなのに、伏見人形として、今も残っているのです。
「でんぼ」
伏見人形の一種として、でんぼという素焼きの皿があります。
壊れやすい薄い焼き物です。でんぼは、旧2月15日、涅槃会にあられや煎り豆を入れて仏前に供えられました。それが終わると、子どもたちに与えられていたのです。

伏見人形の象
まじないの人形
●一文牛
雲母の入った代赦色(たいしゃいろ・黄土色がかった渋いレンガ色)に、群青で○に十の模様が入っている小さな牛です。下腹部に小さな穴が開いており、飯粒を詰め、川へ流しました。疱瘡除けになると言われていたそうです。
●友引人形
5人の子供が押しくらまんじゅうをしているような格好で、横に一列に並んでいる可愛らしい人形です。
京都では、友引の日に葬儀をすると仏様が身内を呼ぶと、忌み嫌われてきました。そのため、仕方なく葬儀をする家は、棺のなかにこの土人形を入れたといいます。
いわゆる、埋葬人形です。
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奈良線伏見駅下車か、京阪電鉄伏見稲荷駅下車、いずれの駅からも、元町通を北へ6分のところにあります。
大西時男氏が、七代目として、制作されているそうです。保存されている土型は、2千余りといいます。
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代表的な伏見人形について、紹介させていただきます。画像がないため、画像とともに紹介できず申し訳ありません。見つけ次第、追記させていただこうと考えております。
「布袋(別名、火防の布袋)」
京都市内の荒神棚には、小から大へと並ぶ数体の布袋を見ることができるといいます。
初牛の日の稲荷詣の帰りに、毎年この布袋を小から大へと買い求め、10体、12体と揃えて、家運の向上を願ったといいます。
途中で凶事があれば、すべてを川へ流し、そしてまた、最初から買い始めるという風習だったそうです。
そのため、京都市内の荒神棚は、横に長く作られていたといいます。
布袋は、大きなものでは幼児の背丈ほどあったといいます。
「饅頭喰い」
芥子坊主の頭に、前髪を下げた、着物姿の童児の立ち姿。二つに割ったまんじゅうを、左右の手に持つ土人形です。
利発で有名な童児に、「父と母、どちらが大切か」と聞いた所、まんじゅうを2つに割って、「このどちらが美味しいか」と答えたという逸話からとったもので、子供の成長の呪いに、求められました。
「成田屋人形」
「矢の根」「暫(しばらく)」「助六」の舞台姿三種があります。
いずれも七代目市川団十郎の舞台姿から写し取られた人形です。
当時、かなりの人気役者であった団十郎は、豪奢な生活ぶりが政府に知られてしまい、天保12年(1841)に、江戸払いとなってしまいます。
上方へ行った団十郎は、ここでも大変な評判を取ります。
そして三年後、江戸に変えることになるのですが、その土産にと、「割松屋」という伏見人形の店に、自分の十八番の姿を土人形に作らせて、江戸に持ち帰ったのだそうです。

節句物 熊金
節句物土人形
桃の節句に飾った内裏雛、立雛や、端午の節句の武者人形、金太郎、桃太郎、天神、飾り馬などがあります。
江戸の頃から庶民生活は安定し、文化水準が高まるにつれ、節句の人形を飾る風習が増えていきます。それにより、伏見人形の需要は急激に拍車がかかっていくのです。
変わった伏見人形
●チョロケン(チョロ)
異様な格好をした集団です。その中でも有名なのが、トクスチョロ。ひょっとこのチョロケンです。徳助を模したもので、徳助チョロケンを略して、トクスチョロと呼びます。
その他にも、お福チョロ(お福のチョロケン)、馬チョロ(馬のチョロケン)、猿チョロ(猿のチョロケン)があります。
チョロケン集団は、歌に合わせておもしろおかしく踊り歩き、正月の雰囲気を盛り上げました。
チョロケンは、すでに無くなってしまった京の風俗です。語り継ぐ人もいないでしょう。
それなのに、伏見人形として、今も残っているのです。
「でんぼ」
伏見人形の一種として、でんぼという素焼きの皿があります。
壊れやすい薄い焼き物です。でんぼは、旧2月15日、涅槃会にあられや煎り豆を入れて仏前に供えられました。それが終わると、子どもたちに与えられていたのです。

伏見人形の象
まじないの人形
●一文牛
雲母の入った代赦色(たいしゃいろ・黄土色がかった渋いレンガ色)に、群青で○に十の模様が入っている小さな牛です。下腹部に小さな穴が開いており、飯粒を詰め、川へ流しました。疱瘡除けになると言われていたそうです。
●友引人形
5人の子供が押しくらまんじゅうをしているような格好で、横に一列に並んでいる可愛らしい人形です。
京都では、友引の日に葬儀をすると仏様が身内を呼ぶと、忌み嫌われてきました。そのため、仕方なく葬儀をする家は、棺のなかにこの土人形を入れたといいます。
いわゆる、埋葬人形です。
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福島県の海辺、久の浜でかつて制作されていた、久の浜の張り子
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
今日も、各地の郷土玩具について、ご紹介させていただきます。
気が早すぎるかもしれませんが、来年は馬年、私も馬張り子を用意しなければ…と、アイデアを練っているところです。ということで、今回紹介させていただきます玩具が、こちら(^^)

久の浜張り子の馬
みちのく東北の中で、一番の郷土玩具の宝庫と言ったら、なんといっても福島県です。
愛好家マニアには、見逃せない土地ですね。今回は、福島県の海辺、久の浜でかつて制作されていた、久の浜の張り子について、ご紹介させていただきます。
久の浜張り子は、三代目、草野源吉氏が、昭和51年に亡くなり、廃絶してしまったそうです。

磐越東線の東の終点が、いわき市、平駅です。この市の北部、久之浜に、久之浜張り子はありました。「熊乗り金太郎」「亀乗り浦島」「亀乗り童児」などの首振りが有名で、どれも、メルヘンな雰囲気を漂わせています。
また、鼻の大きな天狗面も有名でした。かつては漁師たちが、航海安全の守護神として、船に祭ったといいます。
参考文献
全国郷土玩具ガイド① 畑野栄三著
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今日も、各地の郷土玩具について、ご紹介させていただきます。
気が早すぎるかもしれませんが、来年は馬年、私も馬張り子を用意しなければ…と、アイデアを練っているところです。ということで、今回紹介させていただきます玩具が、こちら(^^)

久の浜張り子の馬
みちのく東北の中で、一番の郷土玩具の宝庫と言ったら、なんといっても福島県です。
愛好家マニアには、見逃せない土地ですね。今回は、福島県の海辺、久の浜でかつて制作されていた、久の浜の張り子について、ご紹介させていただきます。
久の浜張り子は、三代目、草野源吉氏が、昭和51年に亡くなり、廃絶してしまったそうです。

磐越東線の東の終点が、いわき市、平駅です。この市の北部、久之浜に、久之浜張り子はありました。「熊乗り金太郎」「亀乗り浦島」「亀乗り童児」などの首振りが有名で、どれも、メルヘンな雰囲気を漂わせています。
また、鼻の大きな天狗面も有名でした。かつては漁師たちが、航海安全の守護神として、船に祭ったといいます。
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可愛い!千葉県、柏張り子のカエル
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
今日は、千葉県、柏張り子の、可愛らしいカエルをご紹介いたします。

ケロケロっと今にも鳴きそうな、可愛らしい表情、グーにした両手をお腹に置き、おねだりしているようなポーズが愛くるしいですね。
この作品は松本節太郎氏の作品と思われます。現在は、廃絶してしまっている、貴重な玩具ですね。
常磐線の北柏駅を下車して徒歩十分ほどの、「根戸工房」で、制作されていました。
代表的な作品に、下総首人形があります。
七福神、動物シリーズなどの首人形に竹の串をさし、それを麦わらの束にさし、柱などに吊り下げられるようになっています。
その他にも、下総天神と称した張り子の天神、干支の張り子、古い和綴じ本の紙を張り合わせた古書達磨など、数多くあります。松本氏は、
「売れそうなものなら次から次へと工夫し、天神祭には天神玩具、3月のひな時には土びな、稲荷の狐面、庚申の年には猿面、大使の行事は達磨、寅年には首振り虎、4季の玩具を工夫し、売れたものをつくりました。今では、どうにもならないほど種類が増えてしまいました」と語っていたそうです。
お客の注文に答えて、なんでも作れる、非常に器用な方だといいます。
松本氏は、放浪歴40年の後、柏市に落ち着きました。そして、食べるために、子どもたちが欲しがりそうな玩具を作り始めたのがきっかけなのだそうです。
作った玩具を持って、千葉県内はもとより、東京、埼玉、神奈川と飛び回り、神社仏閣、祭礼には店を出し、その他にも、浅草、銀座、上野などの盛り場も巡り、売り歩いたといいます。
参考文献
全国郷土玩具ガイド② 畑野栄三著
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今日は、千葉県、柏張り子の、可愛らしいカエルをご紹介いたします。

ケロケロっと今にも鳴きそうな、可愛らしい表情、グーにした両手をお腹に置き、おねだりしているようなポーズが愛くるしいですね。
この作品は松本節太郎氏の作品と思われます。現在は、廃絶してしまっている、貴重な玩具ですね。
常磐線の北柏駅を下車して徒歩十分ほどの、「根戸工房」で、制作されていました。
代表的な作品に、下総首人形があります。
七福神、動物シリーズなどの首人形に竹の串をさし、それを麦わらの束にさし、柱などに吊り下げられるようになっています。
その他にも、下総天神と称した張り子の天神、干支の張り子、古い和綴じ本の紙を張り合わせた古書達磨など、数多くあります。松本氏は、
「売れそうなものなら次から次へと工夫し、天神祭には天神玩具、3月のひな時には土びな、稲荷の狐面、庚申の年には猿面、大使の行事は達磨、寅年には首振り虎、4季の玩具を工夫し、売れたものをつくりました。今では、どうにもならないほど種類が増えてしまいました」と語っていたそうです。
お客の注文に答えて、なんでも作れる、非常に器用な方だといいます。
松本氏は、放浪歴40年の後、柏市に落ち着きました。そして、食べるために、子どもたちが欲しがりそうな玩具を作り始めたのがきっかけなのだそうです。
作った玩具を持って、千葉県内はもとより、東京、埼玉、神奈川と飛び回り、神社仏閣、祭礼には店を出し、その他にも、浅草、銀座、上野などの盛り場も巡り、売り歩いたといいます。
参考文献
全国郷土玩具ガイド② 畑野栄三著
私のホームページです。のぞいてみてください(ノ´∀`*)
江戸張り子で有名な、犬張子を製作、販売しております。
はりこのはやしや ホームページ
当店のネットショップです。
はりこのはやしや ネットショップ
こちらは私が「紙世ハル(かみよはる)」のペンネームで活動している、張り子の現代アートを扱ったホームページです。
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柳森神社(神田須田町)の親子だぬき 今戸人形
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
今日は、古くからある、郷土玩具について、紹介させていただきます。
それがこちら

柳森神社(神田須田町)で授与されている、今戸人形、親子だぬきです。
土製で、大小を一個としています。
親だぬきの背には、福寿の文字があります。
お腹に手を当てていて、可愛らしいですね。
柳森神社は、山手線、または総武線の秋葉原駅下車、徒歩五分、柳原川岸の面影を残す、柳並木の通りにあります。元々はお玉ヶ池の池畔にあり、この地に住むたぬきの親子が祀られていました。
池が拓けるに従い、現在の地に移されたといいます。
当時、この親子だぬきのお守りは、勝負事に強いと評判でした。
※無尽(むじん)、※頼母子講(たのもしこう)、※富くじを引くとき、懐に忍ばせておくと、ご利益があるということで、江戸っ子の人気を呼んだのです。
※無尽(むじん)、※頼母子講(たのもしこう)、※富くじ
(金銭の融通を目的とする民間互助組織。一定の期日に構成員が掛け金を出し、くじや入札で決めた当選者に一定の金額を給付し、全構成員に行き渡ったとき解散する。鎌倉時代に始まり、江戸時代に流行。)
参考文献
全国郷土玩具ガイド② 畑野栄三著
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土製で、大小を一個としています。
親だぬきの背には、福寿の文字があります。
お腹に手を当てていて、可愛らしいですね。
柳森神社は、山手線、または総武線の秋葉原駅下車、徒歩五分、柳原川岸の面影を残す、柳並木の通りにあります。元々はお玉ヶ池の池畔にあり、この地に住むたぬきの親子が祀られていました。
池が拓けるに従い、現在の地に移されたといいます。
当時、この親子だぬきのお守りは、勝負事に強いと評判でした。
※無尽(むじん)、※頼母子講(たのもしこう)、※富くじを引くとき、懐に忍ばせておくと、ご利益があるということで、江戸っ子の人気を呼んだのです。
※無尽(むじん)、※頼母子講(たのもしこう)、※富くじ
(金銭の融通を目的とする民間互助組織。一定の期日に構成員が掛け金を出し、くじや入札で決めた当選者に一定の金額を給付し、全構成員に行き渡ったとき解散する。鎌倉時代に始まり、江戸時代に流行。)
参考文献
全国郷土玩具ガイド② 畑野栄三著
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熊本県の郷土玩具、木の葉猿
こんにちは、張り子作家、林史恵です。
2013年を迎え、気持も新たに、頑張って参ります。皆様、今年もどうぞよろしくお願い致します。
今回は、地方の郷土玩具のご紹介です。
熊本県の郷土玩具、木の葉猿です。
なぜか九州には猿をモチーフにした郷土玩具が多いと言われており、中でも有名なのが、木の葉猿です。
鹿児島本線の木の葉駅下車、徒歩十分、駅前の道を北へ行くと、「木の葉猿窯元」があります。
そこでは、下の写真のような、手でひねり出された、素朴で、不思議な人形が制作されています。

右は子抱猿、左は馬のり猿と呼ばれています。
猿の愛嬌ある姿が微笑ましいですね。
彩色は、無彩のものもあるそうですが、この写真のような、胡粉に赤と青の斑点模様が有名ですね。
窯元の永田禮三(れいぞう)氏は現在7代目。20歳の頃から、父で先代の武二氏に師事し、現在に至ります。
また、禮三氏の三女、川俣早絵(さえ)氏が、現在禮三氏に師事しているそうです。

宇宙人のような、ユニークな風貌をしたこの郷土玩具、木の葉猿の由来は、郷土玩具の歴史の中でも、最も古い、奈良時代初期の(723年)までさかのぼります。「虎の歯(このは)」の里で侘び住まいしていた、都からの落人4人が、夢枕に立った老翁のお告げにより、奈良の春日大明神を祭りました。そして、木の葉の赤土で祭器を作り、その余った土を捨てたところが、猿の形になり、どこかへ飛び去っていったのです。ところが次に鼻の高い赤顔の巨人が現れ、「木の葉の土でましら(猿)を作れば幸いあらん」と告げて、姿を消したといいます。
都の落人たちは、これは神のお告げと思い、赤土にて、祭器とともに、神前に備えた所、天変地異が起ころうとも、落人たちは無事平安に過ごすことが出来たと伝えられています。
写真には写っていませんが、調べて見ましたら、原始猿という作品が有名なのだそうです。
腰をかがめた猿が、自分の背を超すほどの大きな賜物を前に抱えているといった、非常にユニークなデザインなのだそうです。
昔はこのあたりの人たちは、この猿を神棚に祭り、子孫繁栄、安産子宝を祈願したのでしょう。
参考文献
全国郷土玩具ガイド④ 畑野栄三著
参考資料
熊本県伝統工芸館
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なぜか九州には猿をモチーフにした郷土玩具が多いと言われており、中でも有名なのが、木の葉猿です。
鹿児島本線の木の葉駅下車、徒歩十分、駅前の道を北へ行くと、「木の葉猿窯元」があります。
そこでは、下の写真のような、手でひねり出された、素朴で、不思議な人形が制作されています。

右は子抱猿、左は馬のり猿と呼ばれています。
猿の愛嬌ある姿が微笑ましいですね。
彩色は、無彩のものもあるそうですが、この写真のような、胡粉に赤と青の斑点模様が有名ですね。
窯元の永田禮三(れいぞう)氏は現在7代目。20歳の頃から、父で先代の武二氏に師事し、現在に至ります。
また、禮三氏の三女、川俣早絵(さえ)氏が、現在禮三氏に師事しているそうです。

宇宙人のような、ユニークな風貌をしたこの郷土玩具、木の葉猿の由来は、郷土玩具の歴史の中でも、最も古い、奈良時代初期の(723年)までさかのぼります。「虎の歯(このは)」の里で侘び住まいしていた、都からの落人4人が、夢枕に立った老翁のお告げにより、奈良の春日大明神を祭りました。そして、木の葉の赤土で祭器を作り、その余った土を捨てたところが、猿の形になり、どこかへ飛び去っていったのです。ところが次に鼻の高い赤顔の巨人が現れ、「木の葉の土でましら(猿)を作れば幸いあらん」と告げて、姿を消したといいます。
都の落人たちは、これは神のお告げと思い、赤土にて、祭器とともに、神前に備えた所、天変地異が起ころうとも、落人たちは無事平安に過ごすことが出来たと伝えられています。
写真には写っていませんが、調べて見ましたら、原始猿という作品が有名なのだそうです。
腰をかがめた猿が、自分の背を超すほどの大きな賜物を前に抱えているといった、非常にユニークなデザインなのだそうです。
昔はこのあたりの人たちは、この猿を神棚に祭り、子孫繁栄、安産子宝を祈願したのでしょう。
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