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天神様がいっぱい!!!

こんにちは、張り子作家、林史恵です。
8月26日、秋葉原から徒歩二分、万世橋会館で行われた郷土玩具の会では、
天神様の大頒布会が行われました。とっても珍しい天神様があちらにもこちらにも…

代々学問をもって朝廷に仕える菅原家に生まれ、幼少より神童と称され、人並み外れて優れた才能を持っていた菅原道真公が天神信仰と結びつき、現在の形である雷や雨を操る学問の神となったそうです。
地方によっては三月三日あるいは四月三日の雛祭りを男児・女児を同時に祝う風習もあります。そのような地方では天神さまの才能にあやかれるよう願いを込めて飾るそうです。



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会場は天神様だらけ。皆様目を輝かせ、天神様談義に花を咲かせておりました。

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顔の表情は地方によってそれぞれ
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たいていの郷土玩具の産地には天神様があるそうです。
今回はあるコレクターさんの所蔵品の頒布会なのだそうですが、天神様だけでもこんなに沢山になってしまうのです。

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そんな中で変わり種を一つ。こちらは神奈川県横浜市、岡村天満宮で授与されている、岡村天神。
他の天神様とは違い、デフォルメが効いていて目立ちました。

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先ほどの岡村天神が古い型で、こちらの天神は比較的新しい型です。
生八橋みたいで面白いですね。

はじめにお見せした岡村天神の型より更に古いと思われる型を掲載しているホームページを見つけましたので、リンクをさせていただきます。
山形県立博物館

時代にあわせてデザインを変えてるのですね。

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こちらは青森の天神様。カラフルで、動きがあって素敵です。
顔の表情、自信にあふれています。

天神様:『ワシに任せておけ!お主は絶対に合格じゃ!!!ほっほっほ~』

貴重な玩具に勝手にセリフを付けてみました。

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こちらは亀戸張り子の天神様。
亀戸張り子は、以前別記事でご紹介いたしました。こちらの記事です。現在は作られていない、大変珍しい一品です。
牛の表情に癒されました。

まだまだ写真のデータがいっぱいあるのです。すこしずつ紹介できたらと思っております。



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