
今回の特別展のパンフレットです。
こんにちは、張り子作家、林史恵です。今日の郷土玩具の会の例会は、いつもと違って遠足気分でした。
大田区立郷土玩具博物館で行われた『懐かしうつくし貝細工』という展示会を見学しに行ったのです。
海にかこまれた日本では、貝は身を食べるだけでなく、貝殻も長きにわたって利用されてきました。
時代を巡ると、大森貝塚からは装身具の首輪や、貝刀などが出土しています。
貝細工というと、螺鈿(らでん)と呼ばれている虹色に輝く優美な工芸品が有名ですが、その影で貝の形をとどめた様々な貝細工がありました。
それらは菊で菊人形を作るように貝で人物や花、鳥を作ったもので、土産物として親しまれてきたのです。
参考文献 図録『懐かしうつくし貝細工』大田区郷土博物館 より
●特別展『懐かしうつくし貝細工』の開催期間 … 2012年10月7日~2012年11月25日
大田区立郷土博物館
●〒143-0025
東京都大田区南馬込五丁目11-13
●TEL 03-3777-1070
●開館時間 9時~5時
●入場料 無料
●休館日 月曜日(10月8日は開館)
マップはこちら

こちらは博物館で購入できる図録です。
中身は貝細工に関する歴史や、様々なジャンルの貝細工が、写真たっぷりで紹介されています。

貝細工のコレクターであり、実際に貝細工の製作もなさる松沢昭二氏が、貝細工について話してくださいました。

そのあとはレクチャーを交えつつ、館内を回りました。
金子皓彦氏をはじめ、郷土玩具の会の会長、中村浩訳氏、今回お話を聞かせて下さった松沢昭二氏の収集品で成り立っているそうです。

菊人形のような貝細工ってどんなもの?
子供が遊ぶような貝の玩具ってあるの?
実際に貝細工の世界を見てみたい!
緻密で優美な螺鈿細工をこの目で見てみたい!
展示内容は見てのお楽しみです。大田区郷土博物館へ、ぜひ足を運んでみてください。
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