それがこちら

戸部の蛙という名前で有名な、素朴で可愛らしい、蛙の郷土玩具です。
青山かい氏の住んでいる、呼続町のあたりは、昔は愛知県戸部村であったため、旧地名のままで親しまれています。
青山かい氏、その娘の、後継者でもある、角谷静枝氏が制作しておられるそうです。
400年以上前、戸部の郷に新佐衛門という武士がいたそうです。
日頃から、近在の村人に非道なふるまいが多い人物だったといいます。行列の前を横切ったと言っては無礼討ちにするなどの行為が目に余り、手をこまねいた村人達が一計を案じて、新佐衛門の行列の前に蛙を投げました。新佐衛門は、飛び跳ねる蛙にきりきり舞い。その様子を見た村人が、
「山崎超えたら飛べ(戸部)飛べかえる」
と囃し立て暴慢な武士階級への鬱憤を晴らしたといわれています。
この話を元に 瓦職人が手ひねりで戸部の蛙を作ったのが、戸部の蛙の始まりです。
この蛙は、全長が2~4センチくらいあります。
この他にも種類は豊富にあり、雨蛙、殿様蛙、がま蛙などがあります。
また、ポーズも様々あります。四ツに組んで相撲を取る蛙、親ガエルの背にのる子ガエルなど、蛙24種が1セットになって売っているものもあるのだそうです。
昔はすべてが手びねりで、釉薬がかかっていませんでしたが、今では胴体が型抜きで、目や手足が手びねりという制作方法になっているそうです。また、光沢のある釉薬が、全体にかけられています。
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戸部の蛙、由来が面白いですね。
蛙を投げた村人は極悪侍新佐衛門から逃げることができたのでしょうか?
とても気になります。
三野防さま、ありがとうございます!
確かに、蛙を投げた村人のその後が気になりますよね。
どうなっちゃったのでしょうか?
きっと、新佐衛門は蛙にきりきり舞いで、村人どころではなかっ
たのでしょう。
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