今回は、犬張子の製作方法パート3をご紹介いたします。
前回の記事は、こちらからご覧ください。
犬張子の製作方法パート1
犬張子の製作方法パート2

”犬張子の製作方法パート2”で張った紙を天日で干し、乾かしたものです。
原型に、紙を貼った状態のものなのですが、これから原型から紙を剥がす作業を行います。
カッターナイフでカットしていくのですが、わかりやすいように、赤いペンで、カットする部分に線を引いて行きました。○の印のついた部分は、カッターでカットをしない部分です。この部分を残すことにより、型から全てつながった状態で、紙を剥がすことができます。
上から見るとこんな感じになります。

横から見るとこんな感じになります。

反対から見るとこんな感じになります。

下から見るとこんな感じ。クロスしています。

後ろから見るとこんな感じ。おしりの部分をカットする際、○の部分は多めに残しておきましょう。

まずは顔の部分からカットしていきます。

手を切らないように、注意してください。
その他の部分も同様に切っていきます

最後は、足の部分です。

基本は、クロスの中心から足に向かって、、放射状にカットしていきますが、
時には逆からカットしながら、犬張子自体を動かしながら、手を切らないように注意をして切っていきます。

全て切り終わったら、剥がしていきます。まずはお腹から。

続いて顔の部分を剥がします。
このとき、剥がした型を手で潰さないように、注意しましょう。

剥がしたかたちを崩さないように、原型から剥がしたら、貼りあわせていきます。

短冊に切った反古紙を繋ぎ目の部分に張っていきます。まず、繋ぎ目にヤマトのりを塗ります。

反古紙を張っていきます。このような作業を、他の場所にも同様に行なって行きましょう。
このとき、手で張り子を押しつぶさないよう、十分注意しましょう。

続いて、足に反古紙をを張っていきます。写真のように反古紙をカットしたものを4つ用意しましょう。

足にヤマトのりを塗ります

その上に先ほど用意した反古紙を張っていきます。
足を一本一本を覆うように、丁寧に張りましょう。

最後に、十字に切れ目ができてしまっている、腹を張ります。
写真のように、真ん中だけ残して4箇所を割いた反古紙を用意しましょう

写真のように張ります。

全て張り終わりました。

反古紙のたるんでいる部分を見つけたら、ノリでしっかりと貼りましょう。
犬張子の製作方法パート1
犬張子の製作方法パート2
犬張子の製作方法パート3
犬張子の製作方法パート4
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