何のためかと申しますと…

愛知県、名古屋・栄中日文化センターで、張り子作家、林史恵が講師を務める犬張子講座(第二回目)に参加するためです。今日は、その内容についてご紹介させていただきます。
5月20日は、毎月、第三月曜日に、4回にかけて行う犬張子講座の第2回目でした。
一ヶ月ぶりに生徒の皆様とお会いしました。なんだかとっても嬉しかったです。
二時間楽しく頑張りましょう!!
第一回目の講習はこちらをご覧ください
今回は、前回、原型に水張りした張り子紙を、はがす作業を行います。


まずは、はがす前に、張り子紙の凸凹している部分を、カッターの後ろ側の丸みを帯びた部分で慣らしていきます。

続いて、カッターで、線にそって紙を切っていきます。
皆様丁寧で、とても真剣です。

あ!!原型からはがれそうですね。

御覧ください。綺麗にはがれました。

気持ちが良いくらい、綺麗にはがれていますね。

お腹の部分から開くようにはがすのですが、お腹にカッターを入れることが、皆様難しそうでした。

剥がした後は、反古紙(ほごし)で切れ目を丁寧にはり合わせていきます。

はり合わせたら、乾くまで時間がかかるので、作業は終了です。
空いた時間で、少し張り子のお話をしたり、生徒の皆様からのご質問に回答したりしていました。
●原型はどのようにして作るのか。
●ボールや野菜などに張ることは出来るのか。
●原型を木で彫る場合の木材の種類は何がいいのか、
など、他にも沢山質問をいただけてとても嬉しかったです。
また、そのようなやり取りの中で、様々なご意見もいただきました。
●原型は石膏などで複製できるのではないか。
●発泡スチロールのかたまりを削ったものに粘土をはれば、大きな原型を作れるのではないか。
●骨董市で買ったたい焼きや、落雁の型を持っているのだが、そのような雌型でも張り子が出来るのではないか。
など、私が気付けなかったアイディアをたくさんいただけました。
講座を通して、張り子の技法を私が話すだけでなく、より作りやすくなる方法を皆様と議論することができて、とてもとても勉強になりました。
本当に有難うございます。そして今日もお疲れ様でした!

二回目の講座も終わりました。私、つぶ犬は心地よい疲労感とともに、帰路についております。
のぞみ号の車窓から、さようなら名古屋。また6月…。
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犬張子講座に関する記事はこちら
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犬張子講座の詳しい内容
犬張子講座 第一回目
犬張子講座 第二回目
犬張子講座 第三回目
犬張子講座 第四回目(パート1・作業風景編)
犬張子講座 第四回目(パート2・犬張子完成編))
犬張子講座 第四回目(パート3・受講生の皆様の持ち込み作品編)
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今回の講習で、参考資料としてご紹介した本がこちらです
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