日本でただ一人の張り子紙職人でもある嶋田重夫さんが、何十年もかけて収集した、ここでしか見ることができないだるまが絶賛展示中です!! 嶋田重夫さんの張り子紙は、私も愛用させていただいております。その関係で去年は私の結婚式にお誘いしたところ、快く出席して下さいました。大変気さくで穏やかな、でも奥深い世界を持つ素晴らしい職人さんです。
数多くのだるまたちの中から、これは凄い! 面白い! と思っただるまをピックアップしてご紹介いたします。
こちらは、東京の多摩だるま。なんとこれは創始者の初代椚(くぬぎ)氏作!とても古いだるまで、大変貴重なものです。約1メートルあります。

だるまの顔のアップ。ひげの筆使いの巧みさに注目です。

嶋田さんご自身がつくられた、素晴らしいだるまも沢山ありました。こちらもそのひとつ。
とても可愛らしい…♡

ひょうたんを使っただるまもありました!だるまは紙や木材、粘土などなど、ありとあらゆる種類の素材で作られます。奥深いですね~♪

こちらは、日本のだるまの原型となった、中国の起き上がり人形。この人形がだるまのモデルになったことから、多くのだるま収集家は起き上がりもだるまの一種と見なして収集しているそうです。

私も張り子の作家として、だるまには何度かチャレンジしたことがありますが、なかなか難しいです。このテーマを極めるには、一生かけても足りないな……と、改めて感じました。
開運だるま展、興味があったらぜひ行ってみてください(^^)
1月29日まで開催中です。本物は凄い迫力ですよ~♪
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