今回はちょっと異色の犬張子、福島県会津若松の犬張り子です。
江戸から戦前の間に作られた、古い犬張子です。
ここまで犬の形に近い犬張子は、私、みたことありません。
あかべこの里とも言われる会津若松市。犬張子制作は有名ではありません。
江戸の、丸みを帯びる前の、犬に近い犬張子を見た会津若松の製作者が、郷に帰ってから真似たものなのでしょうか…。
丸みを帯びる前の、犬の形をした犬張子は、江戸のものはは残っていません。
この会津若松の犬張子が、今はなき犬の形をした犬張子を模したものであるとしたら、大変貴重ですね。




形は江戸のものとだいぶ異なりますが、黒いブチの配置やひげの描き方、顔の表情は、一連の犬張子の流れと共通するところがありますね。



犬張子オリンピックは本日を持って終了いたします。
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参考資料 加藤文成郷土玩具コレクション(調布市郷土博物館)
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